先日のホンマでっかTVで、土屋太鳳さんが
いつも持ち歩くバックの中身を減らせないという悩みに
評論家の方がアドバイスしていました。
自分が気持ちが良い事を１回体験してみる
土屋太鳳さんは、どうしても大量の荷物を持ち歩かないと
落ち着かない。バックの中身は、どれも必要なものなのだ。
でも、重すぎる荷物をどうにかしたいと言われていました。
そこで、総合医療評論家の亀井眞樹氏が言われていたことが
とても印象的でした。
それは、そういう風に荷物を多く持ち歩く生活が
既にライフスタイルになっているようなので、
突然それをやめろと言われるのは、とても辛いことでしょう。
だから、「もっと気持ちがいい事を１回体験する事が大事」なんですよと
アドバイスされていきます。
少しの荷物で散歩することの喜びを知る
それは、休みの日に、
千円札１枚、500円玉１枚、100円玉１枚、
50円玉１枚、10円玉１枚、5円玉１枚、1円玉１枚、
全部で1,666円と携帯電話だけで、散歩できる所まで行って
帰ってきて「楽しかった」そう思えると、
ちょっとずつ考え方が変わり始めるんだそうです。
自分にとって気持ちのよい事だと分かると
必要な荷物も分かるようになります。
自宅近くを最小限の荷物で散歩をする事で、
考え方が変化し始めます。
自分にも出来るんだという自信
こういう最小限の荷物での外出体験は、
「喜び」と「自信」を与えてくれます。
たくさんのモノがないと不安だという感情であったり、
モノに対する執着から解き放たれた時、
新たな考え方や世界を感じる事が出来るようになります。
多少の不真面目さ
土屋太鳳さんは、気持ちが優しく真面目な性格で、
周囲の人を気遣うばかりに、困った事が起こったら
助けてあげたい、迷惑をかけてはいけない。
そういう感情からも、荷物が多くなってしまっていると
生物学評論家の池田先生が指摘していました。
池田先生は、真面目すぎる性格が裏目に出て
失敗することもありますよと指摘されていきます。
人のために尽くして、挫折するような事もあります。
「だからね、もうちょっと不真面目も大事ですよ」
それは、愛の込もったアドバイスだと感じました。
「不安」と「執着」を手放す
「部屋の荷物」や「バックの中の荷物」が増える原因は、
そこに不安や執着があるから。
もしかしたら、必要になるかもしれない。
コレは、高かったから捨てるわけにはいかない。
この感情が、モノを増やしていくのです。
でも、少ないお金と携帯電話だけで散歩をして
「楽しい」と感じる体験は、
私たちが生きていく上で、沢山のモノは
必要がないんだということを教えてくれます。
人生を楽しむことが一番
人間は、何も持たずに生まれてきて、
何も持たずに死んでいきます。
生きている間に、モノやお金というアイテムを
上手く使いこなして、楽しく生きていく。
これが、本来の姿であって、モノやお金に
支配されてしまう人生は窮屈なものです。
私たちは、本当は苦しむために生まれてきたのではなく、
楽しむために生まれてきたのです。
「人生が楽しい」これが一番であって、
一番大切なことなんだと、私は思います。
