屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方
こんなことが書いてありました。
ボタンひとつで操作できる家電製品をはじめあらゆるサービスが私たちの暮らしを
一見便利にしているかのように思わせます。
しかし、この行きすぎた流れが、実は本来私たちが持っていた生活の「知恵」と「節度」を
失わせているのです。
私が生まれたときには、既に、三種の神器と言われる、テレビ・冷蔵庫・洗濯機は、
当たり前に家庭にありました。
それは、空気のごとく、地球が丸いのは当たり前レベルの常識でした。
でも、100年前という、長い歴史の中では、ごくごく最近まで
テレビ・冷蔵庫・洗濯機は、なくても生活をしてきたのです。
洗濯は、手洗い。
食品は、保存食にしたり、食べられる分だけを収穫したり、
そもそもテレビなんてなくても、生きることは可能なのです。
もたない、すてない、ためこまない。身の丈生活
まさに、そんなタイプスリップをしたような生活をしています。
私が、感じていることは、テレビ・冷蔵庫・洗濯機がないと、
到底、生活することが出来ないと感じてしまうのは、それだけ、
昔の人と比べて、マンパワーというか、人間力が下がっているということです。
家電が、ひとたび壊れてしまうと、
また、お金を支払って新しいのを買ってこないといけないと思う。
そして、それに輪をかけるように、最近では、全自動掃除機や食洗器など、
便利なものが、登場してきて、より私たちの生活は、便利になっていくけれど、
それは、イコール人間力が下がって、モノに依存してしまうということ。
この家電が、壊れたら、やっていけないと感じてしまう。
そのためには、お金が必要だ。
だから、どんなことがあろうと、仕事を辞めるわけにはいかない。
そういう目には見えない束縛を感じてしまいます。
だから、便利だからといって、やすやすと便利家電を買うと、
ドンドン知らないうちに、自分の人間力が下がってしまいます。
私は、これ以上、自分の人間力が下がってしまいたくありません。
だから、あえて極力、原始的でシンプルな方が良いです。
そして、自分の体力も、これ以上、落ちてしまわないように、
積極的な運動をしていきたいと思っています。
↓色んな方のブログが、とても参考になります。
