私は、田舎の団地に住んでいるので、自然の中に住んでいる感じです。
窓から外を眺めると、50m先の団地まで、だだっ広い原っぱが広がっています。
その原っぱには、色々な鳥が飛んできては、エサをついばんで
また、どこかへ飛んでいきます。
そんな鳥たちを、ぼーっと眺めていると、
この鳥たちは、心配や不安のようなストレスを感じることなく
ただ生きたいように生きて、飛びたい時に空を飛んでいるんだなと思います。
それに比べて、人間という生き物は、お金を稼ぐために
必死に働いて、見栄や体裁といった社会的地位に必死にしがみついて
心配や不安のようなストレスを溜めながら生きている所があるなと思うことがあります。
当たり前の話なんだけど、私達は、おもいっきり深呼吸をした時に、
「もしかしたら、空気が無くなるかもしれない」なんて心配はしないものです。
そして、明日の朝、目覚めたら、「太陽が無くなってるかもしれない」なんて
不安になったりしないものです。
それなのに、「お金」のことになると、どうして
こんなに不安に感じるのでしょうか。
それは、「お金」という歴史が、まだあまりにも短いから。
約46億年前に地球が誕生して、ヒトが誕生したのが、500万年前。
それに対して、文明が始まったのが、せいぜい1万年前。
一日は、60分×24時間=1,440分
ざっと計算して、ヒトが誕生して、文明が始まってから
まだ3分くらいしか経っていない計算なんだと思うと、
ついさっき始まった話のようなものだと思う。
こんな話を、旦那にしたら、「ハピコの話のスケール感が分からない」と
言われるのだけど、私は、こんなことを、ぼんやり考えるのが好きなのです。
お金は、便利なアイテムなんだけど、長い歴史で見てみたら、
つい最近、人間が勝手に作り出したシステムに過ぎないと思うことがあります。
団地の原っぱで、休憩している鳥たちは、お金なんてなくても
弱肉強食の摂理の中で、普通に生きている。
私達、人間も長い歴史の中では、こうやって生きてきた生き物なのだ。
それなのに、「お金」が無いと生きていけないと、
「お金」への依存の比重が高くなるから不安になってしまう。
だから、お金に頼らず、できるだけ自分でやれることを増やす。
そして、生活をコンパクトにする。
沢山のお金がなくても、自分の足でしっかり立っていられる
それは、自信となり、安心へと繋がっていくのだと私は思います。
↓色んな方のブログが、とても参考になります。