私は、貧乏性の強いところがあります。
それは、これまでの30数年の間に
血、肉に刻み込まれており、
実際には、ちゃんとお金が入ってきているのに
「なんか不安」という感情が勝っていたからだと思います。
■目次
▶最後に
■ジップロックを何十回も使い回す。
私は、これまでジップロックを
何十回も使い回ししていました。
それは、「節約のため」だと思っていました。
肉などを入れていたジップロックは
スポンジに洗剤をつけ、入念に洗い
丁寧に布巾で水分を拭き取り、
それでも、全体的に湿っているので
吊るして乾燥させていました。
■でも、ジップロックは1枚10円くらいだった・・
「私って、節約頑張ってるでしょ?」って
思っていたのですが、
よくよく考えてみると、ジップロックって
16枚入りで200円もしないのです。
(私が行っているスーパーの価格で)
つまり1枚10円くらいだったのです。
それに対して、会社員時代の私は、
時給1200円くらいだったので、
単純計算で私の1分は20円。
それに水道代、洗剤代を考えると
完全に赤字。
そして、自分の心に手を当てて考えてみると
ジップロックを乾燥させるために吊るしている
光景も好きじゃなかったし、
ジップロックを丁寧に洗うのも楽しくなかったのです。
■節約とは?
私が、これまで「節約だ!」と思っていたことは、
全然節約じゃなかったのです。
むしろ、「なんか不安」の感情で
「節約だ」と言いながら
ストレスを溜め込んでいたのです。
■30円のために30分をかけない。
書いてあるのですが、
たった30円のために30分をかけるのは、
あまりにも効率が悪すぎます。
例えば、30円安い食材を買うために
30分かけてスーパーのはしごをするとか・・
この場合、本当に暇で運動のために
好きで30分かけてスーパーのはしごをするという理由なら
それは、それでアリなのかもしれませんが、
単純にお金のために辛い思いをしてやっているのなら
その30分をもっと有意義に使うべきなのです。
■最後に
昔は、「もったいない」の気持ちばかりが
心の中を占領していて、
何が本当に大切なのかが
よく見えていませんでした。
でも、最近、そういうことにやっと気づいて
ジップロックは使い捨てすることにしました。
すると、キッチンが更にスッキリして
「ジップロックを洗わなければいけない」から解放されて
幸せで嬉しいなと感じるようになりました。
「なんか不安」という感情もなくなり
「お金って、本来こうやって使うんだよね」ということが
ようやく分かるようになってきました。