ちょっと前の私は、ベッド・ソファ・大型家具は、引越しや模様替えをしなければ
動かすことが無いものだと思っていました。
その家具の下に、10cm程の隙間があれば、
掃除機を突っ込んで、粗方のホコリを吸い取ることは出来るけれど
2cm程度なら、ホコリは溜まっていく一方。
これは、仕方のないこととして、その他の部分の掃除する。
これが、常識だと思います。
そして、いざ、引越しや模様替えをする時
その家具を動かすと、当然のようにホコリの山が出てきます。
ついでに、失くしたと思っていた小物も出てきたりして。
でもね、モノが少ない生活に慣れてくると
その常識だと思っていたことが、少しずつ常識ではなくなってくるんです。
不思議なものです。
私は、毎日のように、ほうきで部屋中を掃いて回るのですが、
食器棚や息子のおもちゃ箱は、キャスターが付いているので
ゴロゴロ動かして掃いていきます。
今の所、洗濯機と冷蔵庫以外は、
毎日のように動かしながら、掃いています。
これが出来るのも、モノが減ってきたから。
モノが多いと、相当な体力を使って大変です。
そして、モノが多いと、床や壁の掃除も大変だけど、
そのモノの管理も大変だということ。
毎日、テレビ周りを拭くのですが、
どうして、こうも毎日ホコリをかぶっているんだろうと
不思議に思います。
そんな日々を過ごしながら思うことは、
忙しい人ほど、モノを減らしていった方が良いということ。
今の時代、モノを買うことは、本当に簡単だけれども
忙し過ぎて、管理することが大変になっていると思います。
そんな忙しい現代人こそ、少ないモノでの生活が
合っていると私は、思います。