20代前半は、服の枚数を増やすだけ、増やしていました。
まだ若いということもあって、
学生が沢山いるような店に行くと
デパートでは、3,000円~4,000円する
カットソーなどが、1,000円とかで普通に売ってあります。
「安い!」そう思った私は、毎回3枚とか4枚とか
買っていました。
それでも、デパートで買うカットソーより安い!
なんて、お得なんだろう~♪
そして、家に帰って、母親に「見て!見て!
この服1,000円だったの!見えないでしょー」と自慢していました。
母親も「あら!1,000円安いわねー。ハピコは買い物上手ね」
そう言われては、有頂天になっていました。
そして、隔週くらいの頻度で、その店に行っていたものだから
あっという間に、服の量は増えていきました。
で、その大量にある服を、全部、着ていたのか?と聞かれたら、
「着ていませんでした」
大体、いつも同じような格好をしていました。
不思議なものです。
持っている服は沢山あるのに、いつも同じ格好って・・
でも、その大量の服を、「捨てる」という概念はありませんでした。
今の私なら、「着てないなら、捨てればいいじゃん」と
さらりと言いますが、当時の私は、「捨てる?そんなバカな」と思っていました。
結局は、買う瞬間が幸せの最大値で、それからは、
私は、沢山のアイテムを持っていることが素晴らしいと思っていました。
(でも、使いこなせてないし、その一つ一つも大してトキメキはなかったのですが)
「捨てるくらいなら、収納を増やせばいいのよ」
そうやって、服やモノは、どんどん増えていきました。
でもね、収納を増やしたところで解決はしないんだと
この数年で、ハッキリ分かりました。
根本の考え方を「くるり」と変えた瞬間から
私の人生も「くるり」と変わり始めました。
その「くるり」を、沢山の人に知って貰いたい。
最近は、そう思っています。