昨日の記事を書いていて、
ふと、思ったこと・・
昨日の記事はこれ。
それは、これまで生きてきて
私が「失敗したなぁ」と思うお金の使い方。
その使い方は、
「一級建築士を取得するための費用」
ざっと100万円以上は使っています。
(二級建築士は持っているけど、一級建築士は未取得です)
■取らなければいけない。
この一級建築士の資格を取得しようと
もがき苦しんていたのは、
26歳とか27歳の頃。
私は、当時、自分には一切価値がない
だから、「資格」という肩書きで
自分を飾り立てることが必要だと信じていました。
自分の気持ちというよりも、
周囲の視線とか見栄みたいなものの方が大きくて
私は、この資格を取れば
みんなから凄いって思ってもらえる。
だから、取らなければいけない。
そう思って、資格取得の学校に
フルローンで通うことにしました。
■3分で眠くなる。
でも、テキストを開くと
3分で眠くなる自分がいました。
今、考えると、
見栄や体裁でやろうとしていたことだから
当たり前の結果だったのです。
でも、当時の私は、
「なんて自分は甘い人間なんだ!」
そんなんじゃ、生きてる価値すらないぞ!
そんな感じで、自分を奮い立たせていました。
■結果は・・
しかし、結果としては、
4科目中、1科目が最低ラインを超えることができず
不合格。
翌年も、試験を受けますが、
燃え尽き症候群みたいな感じで
今となっては結果すら覚えていません。
■自分の心を置き去りに・・
今となっては、
あれは、あれで、
自分の姿を見返すことができて
良い経験だったと思います。
ただ、あのお金の使い方の
良くなかった点が、
今になって、ようやく分かってきています。
それは、やはり、
自分の心を置き去りにして
見栄や体裁を優先にしていました。
■まとめ<自分の気持ちに正直に>
「こうすれば、見栄えがいい」とか
「こうすれば、凄いと思われる」とか
そういう「ものさし」で
お金を使うから
自分の気持ちに、ぽっかり穴が空いていきます。
資格取得が悪いと言っているわけではなくて、
その資格を取ることで、
その先、自分がワクワクすることがあるのか?
そういうことの方が、よっぽど大切なんだということ。
今となっては、高い授業料だったけど
とても勉強になったと感じています。
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